HSPの私がどんな仕事に就くといいのだろう…。
合う仕事があるのかな?
仕事を長く続けられない。自分に合う仕事なんてないんだ
このように思い悩んでしまうことはありませんか?
HSPは人よりも繊細という気質から、ちょっとしたトラブルでも落ち込んでしまい、仕事を辞めてしまう人が多いようです。
転職を繰り返し、自信を失っている人もいることでしょう。
私も公務員からアパレルの販売員まで、色んな仕事を経験してきました。
人間関係に耐えられず、辞めてしまったことも何度かあります。
しかし今、やっと自分に合う仕事を見つけることができたのです。
今回は経験談も交えながら、HSPさんの仕事探しのコツをご紹介していきます。
HSPさんが仕事探しでまず最初にやること。
自分を知ろう
仕事探しで最初にすることは自分を知るということです。
自分を知るために、以下のことを書き出してみましょう。
- どうしてもできないこと
- されたら嫌なこと
- 得意なこと
頭の中で考えるだけではなく、書いてみることが大切です。
紙に書くと客観的に自分を見られます。自分を知るのにオススメの作業です。
自分の得意なことや苦手なことを知らずにいきなり仕事から探し始めても、些細なつまづきがあると「こんなはずじゃなかった!」と立ち直れなくなってしまいます。
いきなり仕事探しのサイトを見ても、どれが自分にあっているかわからないもの。
私の今までの経験では
今度こそ、長く続けたいから大好きな本屋さんで働こう!
と思っても、失敗することが多かったのです。
お客さんに本の予約の仕方を聞かれても、最初は予約方法がわかりませんでした。
ベテランさんに聞こうにも忙しそうで聞けない。
最終的にお客さんに怒鳴られ、店長に叱られる。
二重の怒りを受けました。
こういったことがあると、落ち込みますよね。
当時はHSPという言葉もなく、なんて自分は弱い人間なんだろうとよく嘆いていたものです。
私は人から大きな声で怒鳴られると心も体も固まってしまうので、お客さん相手の仕事はあまり向いていませんでした。
自分の得意なこと、苦手なことを書き出して自分を見つめなおしてみましょう。
仕事について調べよう
インターネットや経験者の話を聞くなどして、興味のある仕事内容について調べましょう。
理想だけで仕事を決めてしまうと自分の想像していた仕事内容とは違う、と感じることが多いからです。
例えばアパレル販売の場合。
華やかそうな世界に見えますが、実際には体力が必要なお仕事です。
段ボールに入った商品を荷受けするのは結構大変なもの。
腰痛持ちの私にはなかなかしんどく、レジの仕事へ変えてもらいました。
幸いここの仕事は人間関係が良かったので、長い間勤めることができました。
しかしこんな仕事もあるのか!とショックを受けないためにも、仕事内容について予め調べておくといいでしょう。
”その職場について”調べよう
仕事内容について調べたあとは、そこの”職場環境”について調べましょう。
HSPさんが仕事で悩むのは、ほとんど人間関係に関すること。
これは実際に働いている人の意見を参考にするのがベストですね。
気になる職場がお店であれば、商品を見るふりをして店員同士の会話を聞くなどもよいでしょう。
1回でわからなければ、次の日も通ってみる。
手間がかかりますが、それくらい念入りに調べておきましょう。
たとえどんなに素晴らしい仕事環境であったとしても、上司が部下を大声でしかりつけたりするような職場はHSPさんには向きません。
どんなお仕事が向いているの?
HSPさんは個人差があれど、このような特徴があります。
- 人の気持ちに寄り添える
- 完成が豊か
- 細かいところに気がつく
- 人に対して誠実なので、人との関係を作りやすい。
一方で、次のような特徴もあります。
- マルチタスクが苦手
- 手が抜けないので、仕事に時間がかかりやすい
- 人に見られていると緊張して、ミスをしやすい
- 電話が苦手
自分の長所と短所を理解しながら、探すせるとよいでしょう。
以上の点を踏まえて次のような職業はいかがでしょうか。
- 人を癒す仕事
- 動物を相手にする仕事
- 子どもを相手にする仕事
- webライター
- データ入力
- イラストレーター
- ハンドメイド作家
当然気質も個人差がありますので、自分にあった仕事を探してみてください。
一番のおすすめは…
ズバリ私がおすすめする、HSPさんに合うお仕事は…
ライターやブロガー
です。
なぜかというと人間関係の煩わしさが一切なく、自分のペースで働けるから。
私は様々な仕事を経験してきました。
保育士、司法書士事務所の事務員、スーパーの店員、生協の窓口、アパレル店員、本屋店員…。
この中で長く続けられた仕事は保育士とアパレル店員でした。
保育士は大変なことも多々ありましたが、子どもが好きでこの仕事に就きましたし、なにより職場の人間関係がよかったので長く続けられました。
幸いなことに、上司は厳しくても”子どもたちのために”と同じ方向を向いている方ばかりでした。
注意や指摘を受けても、怒鳴られたりすることは一度もなかったのです。
だから長く続けることができました。
HSPさんにとっての”イイ職場”とは”人間関係がイイ職場”なのだと思います。
今はブロガー、webライターとして働いていますが、正直あまりお金になりません。
でも人間関係の煩わしさがなく、自分のペースで続けられることのお仕事は、HSPの私にとって天職だと思いました。
ツイッターで、ブロガーさんやライターさんとつながっています。
同じ目標を持つ仲間がいるので、孤独を感じることもありませんよ。
最後に
仕事探しのコツをまとめます。
- 自分の長所・短所を知る。
- 仕事内容について調べる
- 職場について調べる
HSPさんが自分にあった職場を見つけるというのは、なかなか大変なことです。
転職を繰り返し、自信を失っている人もいるでしょう。
私も辞めるたびに自分の心の弱さを責め、落ち込みました。
でも、今はwebライターとして楽しく働いています。
あなたにもきっと合った仕事が見つかるはずです。同じHSPとして心から応援しています。
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