入学式の写真撮影のポイントとは?撮り方のコツやおすすめのシーンも紹介

新生活の節目である入学式。お子さんの晴れ姿を写真におさめておきたい!と思うパパ・ママも多いのではないでしょうか。

入学式での写真撮影はなんといっても事前準備が肝心です。バッテリーやメモリがなくては、撮影ができませんからね。かならず前日までに機材のチェックをしておきましょう。

今回は入学式での写真撮影のコツやおすすめの撮影場所について紹介します。一生のうちに一度しかない小学校の入学式を、思い出とともに写真に残しましょう!

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目次

【重要】入学式の写真撮影・事前準備

入学式の写真撮影では、事前準備が重要です。ここでは3つのチェックポイントを紹介します。

  • 持ち物をチェックしておこう
  • 入学式のプログラムをチェックしておこう
  • 体調管理も大切

持ち物をチェックしておこう

写真撮影を成功させるには、事前の持ち物チェックが欠かせません。忘れ物がないよう、前日までに必要なものを用意しておきましょう。

・カメラのバッテリーやメモリーカードの空き
・望遠レンズ
・三脚

絶対に忘れてはいけないのが、バッテリーとメモリーカードです。どちらが欠けても写真撮影はできなくなるからです。

動画も撮れるタイプのカメラだと、メモリが足りなくなり、後半の写真撮影ができなくなるなんてことも(筆者経験済み)。余裕があればメモリーカードを多めに用意しておくのがおすすめ。

また古い機種では、あっという間にバッテリーの減ってしまうことも。入学式の間、ずっと電源をつけていると充電がなくなる恐れもあります(これも筆者経験済み)。可能であれば、出かける直前まで充電しておくといいですね。

入学式のプログラムをチェックしておこう

入学式のプログラム(流れ)のチェックも重要です。当日の子どもたちや保護者の動きを知っておくことで、スムーズな写真撮影が可能となります。

一般的な入学式の流れは以下のとおりです。

1. 保護者と一緒に登校する
2. 子どもは教室へ、保護者は入学式会場(体育館など)へ
3. 入学式開始
4. 一年生入場
5. 校長先生・来賓の挨拶
6. 祝電紹介
7. 校歌斉唱
8. 一年生退場
9. 各教室に集合(もしくは校庭に集合)
10. お開き

式典中の写真撮影しやすいポイントは入場や退場のとき。少し緊張しながら歩く姿は、この時にしか見られないので、ぜひ写真に残しておきたいものですね。

一年生のうちは親を見ると喜んでくれるので、こちらに向かって笑顔で手を振った瞬間もシャッターチャンスの一つです。大きくなると手を振ってくれなくなります……。

体調管理も大切

体調管理にも気をつけておきましょう。入学式当日に欠席となっては、いくら持ち物の準備を万全にしていても式の写真は撮影できません

入学式が行われる4月上旬は気温の変化が激しく、体調を崩しやすい時期です。もちろん過度に外出を控える必要はありませんが、体調を崩すことがないよう、備えておきましょう。

入学式の写真撮影のコツ

基本的に入学式での写真撮影は、雨が降らなければ屋内と屋外の2ヶ所となります。それぞれ撮影のコツを紹介します。

屋内で写真撮影する場合

屋内は屋外と比べて、光が入りづらい場所です。筆者が実際に体育館で撮影した際の設定値を紹介します。

薄曇りの日・マニュアルモード

ISO:800
シャッタースピード:125程度
F値:4.0(最低値)

天気や会場の照明の強さによって設定値は変わります。シャッタースピードを遅くすると光が入りやすくなるため明るくなりますが、ブレやすくなります。

よって明るさは、F値とISOで調節しました。

式典では保護者が待機〜一年生入場までに待ち時間があるため、その間にカメラの設定を済ませておきましょう。

屋外で写真撮影する場合

よほどの曇天でない限り、ある程度明るさは確保できるので、屋外でのISOは低めに設定しています。

薄曇りの日・マニュアルモード

ISO:200
シャッタースピード:250〜320程度
F値:8.0

筆者の子どもが通う学校は校舎が白です。校舎を写す際のシャッタースピードは、320と早めに設定しました。校庭にある遊具や桜を入れて撮影をする際は250に設定。

屋外は入学式を終えて、自由時間になってから撮影したので、とにかく子どもたちは動きまくる(笑)。屋内で撮影したときよりもシャッタースピードを早くしないと、ブレてしまいます

入学式の写真撮影におすすめの場所・シーン

入学式では写真撮影ポイントがたくさん!特におすすめの撮影場所やシーンを紹介します。

式典中の写真撮影

式典の様子は、ぜひ撮影しておきたいものです。担任の先生が先頭に立ち、その後ろをついていく子どもたちの姿は、なんとも言えないほどかわいらしいものです。

いつもよりも少し緊張した姿をぜひカメラに収めてあげましょう。引きで撮るのもよし、顔のアップで撮るのもよし、です。

「入学式」の看板がある校門で写真撮影

多くの学校の入学式では「入学式」と書かれた看板が校門に立てられます。入学式でしか撮れないスポットなので、ぜひ看板の前で撮影してみてください。

筆者は子どもの小学校の入学式を2回経験しましたが、看板前での写真は、登校時に撮る人が多くいました。

看板は式の終了後にすぐ撤去されるわけではありません。ゆっくりと落ち着いて撮りたいなら、式の終了後がおすすめです。

入学式後の校庭で集合写真を撮影

入学式を終えた後、同じ保育園や幼稚園の友達と写真撮影するのもおすすめです。

全員で手を繋いで撮った写真は、筆者にとって宝物となっています。

筆者の子どもが通う小学校では校庭で遊べる自由時間がありました。おかげで笑顔がたくさんの写真が撮影できました。ただし学校によっては式の終了後、すぐに帰宅しなければならないところもあるかもしれませんのでご注意を。

桜の下でランドセルを背負って写真撮影

入学式は桜が満開の時期。桜の木の下で、ピカピカのランドセルを背負った写真を撮ってあげましょう。

ランドセルを背負って写真を撮るときは、斜めの方向から撮影するのがポイント。真正面から撮影すると、ランドセルが体で隠れてしまい、ベルトの部分しか写らなくなってしまうからです。

学校へ通いはじめると徐々に汚れていきますので、新品のランドセルを背負った写真が撮れるのは入学式だけです。

家の前や道中で写真撮影

入学式に出かけるときの写真も、思い出に残るものです。

玄関の扉の前では「これから新しい生活へ飛び出していく」という意欲あふれた写真が撮れます。

外で撮れば明るさが確保できるので、撮影も失敗しにくくなります。

道中は正面から、横から、後ろの3方向から撮影してみましょう。それぞれ違った表情の写真が撮影できます。子どもの視線に合わせるか、少し下から撮るとストーリー性を含んだ写真になります。

兄弟姉妹と一緒に写真撮影

兄弟や姉妹がいる場合は、ぜひ一緒に撮影してあげましょう。大きくなって写真を振り返ったときに、兄弟の成長にも気づけます。

一緒に手を繋いでいる写真や二人で内緒話をしている写真もよいですし、二人が走っている姿を後ろから撮影するのもおすすめです。

筆者は走る兄弟を後ろから撮影した写真が一番気に入っており、見るたびに二人の出来事を思い出します。

入学式で家族写真を撮りたいときは

せっかくの入学式なので、子どもだけでなく家族全員で写りたいと思うのではないでしょうか。家族全員が入った写真を撮りたいなら、人に依頼する方法と三脚を持参してセルフタイマーで撮る方法があります。

誰かに写真撮影を頼む

人に頼んで撮影してもらうのが、一番手軽です。人に撮ってもらえば、固定機材を持っていかなくてもすみます。「私も家族写真を撮りましょうか」と声をかける方法がベストでしょう。

知り合いがいないと、少々声をかけにくいと感じるでしょう。しかしこれからお互いの子どもは関わりを持っていくクラスメイトです。写真撮影がきっかけとなり、親同士の人間関係が広がっていくかもしれません。

声掛けは緊張するかもしれませんが、少し勇気を出してみるのもいいかもしれません。

メリット:三脚などの機材を持っていく必要がない。
デメリット:声をかける必要がある。カメラ設定の微調整がしにくい。

三脚を持参してタイマーで撮影する

三脚を持参すれば、自分たちで家族写真が撮れます。自分たちで写真が撮れるので、人に気兼ねせず撮影できるのは大きなメリットです。筆者も人に声をかけるのが大の苦手なので、自分で家族写真を撮るときはだいたいセルフタイマーを使って撮影しています。

ただし三脚の持ち込みを禁止しているところもあるので、自分たちでセルフ撮影する場合は、あらかじめ学校に確認しておきましょう。

メリット:自分で写真を撮れる。自分で細かな設定が可能。
デメリット:三脚が荷物になる。安定しない場所だと転倒の危険性もある。

入学式の写真撮影のポイントまとめ

入学式の写真撮影のポイントをまとめます。

・なんといっても準備が大事!体調管理も忘れずに。
・シャッタースピード、F値、ISO等の設定は、式が始まる前に済ませておこう。
・入学式の写真撮影場所はたくさんある。撮影チャンスを逃しても大丈夫!

一生に一度の入学式。ほんの数時間の行事ですが、一生の思い出に残るイベントの一つです。

一つひとつの瞬間を、あなたらしい写真で残してあげてくださいね。

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この記事を書いた人

【職業】webライター、ブロガー
【好きなもの】家族、執筆、納豆
【苦手なもの】触覚と羽の生えた黒い虫

スリルある毎日よりも穏やかに毎日を過ごしたいと日々願っている、HSPの二児の母です。

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