人一倍敏感なHSPの人は、どんなお仕事が自分に向いているのか知りたい!と思いませんか?
私は在宅ワークのwebライターをおすすめします。自分が1年間続けてきて、どんな仕事よりも働きやすいと思ったからです。
HSPにとって一番苦労することが多いのは人間関係のストレスではないでしょうか。私がwebライターになってからは、人間関係のストレスをほとんど感じていません。
そこで今回はHSPがwebライターに向いている理由、デメリットや仕事の探し方までご紹介します。
この記事は、こんな人に向けて書いています。
- HSPがwebライターに向いているかどうか知りたい
- HSPがwebライターになるデメリットも知りたい
- webライターの仕事の探し方を知りたい
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HSPがwebライターに向いている理由
「HSPはwebライターに向いている」と断言するのには、理由があります。
webライターの仕事では、HSPが苦手と思う作業はほとんどないから。
HSPが得意なことは、webライターの作業で活かせるから。
ん?どういうこと?
具体的にどんなメリットがあるか、紹介していくよ!
細かい理由を掘り下げていきます。
あまり人と会う必要がない
webライターの仕事はほぼ電話をしないので、人と会う必要がありません。それどころか、会話もほとんどありません。
クライアントとのやり取りは、メールやチャットワークなどのテキストがほとんどだからです。
テキストでの会話なら、内容を時間をかけて考えられるので落ち着いてやりとりができます。
焦って変なことを口走ってしまった…なんてこともなくなりますね。
私はwebライターを始めて一年ですが、クライアントと電話をしたことがありません。一度ズームで面談をしたことがあるくらいです。
人と会う必要がないのは、HSPにとって大きなメリットではないでしょうか。
マルチタスクをこなさなくてもよい
webライターなら、マルチタスクとは無縁です。マルチタスクとは、一度に複数の作業を並行して行うこと。
もちろん複数の案件が重なることはありますが、作業の進め方は自分で決められます。午前はAの案件を、午後はBの案件を……と、自分のペースに合わせてできるのです。
外で働く場合は、どんな職種であっても避けられません。急に電話が鳴ったり、隣の席の人からコピーを頼まれたり……なんてことは日常茶飯事です。
そうなると自分の作業はストップするだけでなく、
頭がついていけずパニックになることも。
このマルチタスク、HSPがとても苦手とするものです。
電話が鳴り響く部屋で、会議が行われて、上司から次の指示が飛んでいる…。HSPにとっては考えただけで地獄です。
しかしwebライターは、自分で仕事の進め方を決められます。
執筆だけに集中できる環境を作れるのです。
一つの仕事に集中できる環境なら、HSPさんも能力を発揮しやすいのではないでしょうか。
気質がwebライターに合っている
HSPの気質の一つである素直さは、webライターで必要なものです。
例えば記事を納品して、クライアントから修正が入ることがあります。その際に修正や指示を受け入れて素直に直せるというのは、クライアントの関係を築くうえで重要になっていきます。
クライアントの立場に立ったら、あれこれ言われるよりも素直に直してもらった方がありがたいですよね。
また「集中力が高い」「多様性を受け入れるのが得意」「物事の進め方が丁寧である」などの気質も、ライティングをする上で大きな力を発揮します。
HSPの気質はwebライター向きといえるでしょう。
人の怒鳴り声を聞かなくてよい
ライティングは基本的に一人での作業なので、上司の怒鳴り声を聞く機会はありません。
誰かが叱られている声を聞くのは、心臓を締め付けられるようにつらいですよね。
まるで自分が叱られているかのように感じてしまうから。
webライターは仕事だけに集中できるので、人の声でストレスを感じることがなくなります。
HSPがwebライターになるデメリット
HSPの人がwebライターになると、次のようなデメリットもあります。
- 運動不足になる
- 収入が安定するまでに時間がかかる
- 集中すると時間を忘れる
ただでさえ体重が増えてきているのに……
それを言わないで……
運動不足になる
webライターは意識的に運動をしないと、かなり運動不足になります。
webライターの仕事は、パソコンの中でほぼ完結します。つまり長い時間パソコンに向かう必要があるのです。
たくさん受注をすると一日中外へ出ない、なんていう日もあります。
「朝の〇時から〇時まではウォーキングをする」など、運動を一日のスケジュールに組み込むといいですよ。
ウォーキングはおすすめ!
お金もかからないし、気分転換になるし、季節の変化に気づけるから。
収入が安定するまでには時間がかかる
最初のうちは、十分な収入にはならないことを覚悟しておきましょう。
初心者のうちは実績がないので、高単価の案件に提案してもあまり採用されません。
クライアントにしてみたら、高いお金をかけた大切な記事を、経験のない初心者に任せたくはないですよね。
初めのうちは低単価の案件でもコツコツこなしていき、実績を作っていくことが必要です。高単価を目指すなら、勉強も必要です。
webライターは一朝一夕には稼げません。主婦が1ヶ月で高収入を!なんていう情報商材は詐欺です。
騙されてはダメですよ。
わ…私のことかっ
時間給と違って、webライターは収入が安定するまで時間がかかります。
文字単価0.01円の安〜いスカウト案件が来たんだけど、
初心者だから仕方ないよね…受けようかな。
ちょっと待って!それ搾取案件だから!
いくら初心者でも断ったほうがいいよ。
だって初心者は高単価の案件は採用されないんでしょ?
確かにそうだけど、安すぎる案件はFBも適当だし、
まとめて10記事納品とか要求されて実績にならないよ。
初心者でも、受けるラインは決めておこう。
最低でも文字単価0.5円は必要だよ。
集中すると時間を忘れる
執筆していたら、あっという間に時間が過ぎてしまった…なんてこともザラです。
集中しすぎて、気が付けば日没の時間なんてことも。
タイマーをかけるなどして、時間を忘れないようにしましょう。
仕事の受注方法
ここからは仕事の受注方法をご紹介します。
自分にあった方法を探してみて下さいね。
クラウドソーシングでクライアントから受注する(オススメ)
クラウドソーシングを使って、仕事を受注してみましょう。クラウドワークスやランサーズなどが有名です。
クラウドソーシングとは、企業や個人がインターネット上で業務を外注する業務形式のこと。
流れとしては次のようにおこなわれます。
- クライアントは不特定多数のワーカーに発注をします。
- ワーカーは仕事内容を見て、気に入った案件に提案をします。
- クライアントがワーカーを選定し、仕事の契約を結びます。
- 初心者から応募できるものが多い
- 個人情報を必要としない案件も多い
- 会社が仲介してくれるので安心
クラウドソーシングで紹介されるwebライティングの仕事は、初心者でも応募できるものから専門知識が必要なものまで幅広くあります。
能力に合わせて提案(仕事に応募すること)ができるのも魅力ですね。
契約が決まれば、仕事を始める前にクライアントが仲介であるクラウドソーシングサービスに仮払いをする制度があります。
仮払い制度によって、報酬が保証されます。
- 地雷案件がたまにある
- 手数料を取られる
クラウドソーシングは仲介を受ける以上、手数料がかかります。
クラウドワークス、ランサーズの手数料
報酬額 | 手数料 |
---|---|
10万円以下 | 20% |
10万円超20万円以下 | 10% |
20万円超 | 5% |
依頼額が小さいほど、手数料が大きくなるという仕組みです。
そして残念ながら地雷案件もあります。
報酬額を高く設定していても、最初はお試しで500円という言葉が下の方にこっそり掲載されているものなどがあるのです。
タイトルで「これはいい!」と飛びつかずに、必ず依頼文を隅から隅まで読み込むようにしましょう。
クラウドソーシングで商品として売る
ココナラなどのクラウドソーシングサービスでは、自分のスキルを商品として売ることができます。
- 自分で値段を決められる
- スケジュールに合わせて、仕事量を決められる
フリーマーケットのように、自分で好きな値段をつけて売れます。
また忙しい時は受注を控えることもできるので、自分のペースに合わせて仕事ができます。
- 手数料を取られる
- 実績がないとなかなか売れない
クラウドソーシングなので、仲介手数料がかかります。
クラウドワークスやランサーズより少し高めの手数料ですね。
ココナラの手数料
トークルームごとの販売総額 | 手数料 |
---|---|
1円〜5万円以下 | 25% |
5万円超〜10万円以下 | 20% |
10万円超〜50万円以下 | 15% |
50万円以上 | 10% |
ココナラは実績がないと、買い手がつくのは難しいです。
初心者にとっては、ハードルが高いかもしれません。
最初は低価格で出品し、実績がついたら徐々に上げていく方法がいいでしょう。
まずはクラウドワークスやランサーズで案件をとり、ライティングの勉強も並行させながらスキルを磨いてから出品するのがおすすめです。
ちなみに、私はこのような商品を出品しています。
SEOに強くて読みやすいブログ・記事を執筆します 品質重視。構成~執筆までおまかせください!
ココナラはこちらから無料で会員登録ができます。
メディアへ直接営業をおこなう
初心者にはかなり難しいですが、これも仕事の取り方のひとつです。経験とスキルをあげてから、挑戦してみるのもいいでしょう。
- 高単価の案件が多い
- 実績になる
直接契約は仲介がない分、手数料がひかれることはありません。その分収入が増えます。
また大手メディアで執筆した場合、大きな実績となります。
記名記事は憧れよね〜
- 初心者にはハードルが高い
- ライティング以外のスキルも必要となる
全くの初心者でがすぐに直接案件を獲得するのは、おそらく無理でしょう。ハードルが高すぎます。
クラウドソーシングでいくつか実績を作ってから臨む方がいいでしょう。
メディアと直接やり取りをするということは、コミュニケーションスキルも必要となってきます。
対応はすべて自分で行わなくてはいけません。請求書の作成や、業務委託契約書の締結などがあります。
執筆以外の事務仕事が大変なのね
その他
ツイッターで「#ライター募集」というタグがあるので、募集しているクライアントへDMを送ったりリプライで提案してみるという方法もあります。
HSPはwebライターに向いている!
webライターは仕事内容、環境ともにHSP向きの仕事であるといえます。
「本当に大丈夫かな?」と心配な人は、自分ができることとできないことを書き出してみてください。
その際、できることよりもできないことに注目してみましょう。
電話を取るのが苦手
webライターなら電話をとる場面がほとんどないよ!
人の顔色を伺いながら仕事をするのがしんどい
webライターなら一人での作業なので、人に気をつかう必要がないよ!
人とランチへ行きたくないなあ
webライターなら一人で食べられる(むしろ一人で食べるしかない)よ!
など、苦手なことをしなくてもいい仕事を選ぶと、続けやすいですよ。
webライターに求められる仕事内容は、HSPの得意分野です。苦手とするものは、webライターの仕事をするうえであまりありません。
しかしwebライターで稼げるようになるかは、本人の努力次第です。決して楽な仕事ではありません。
勉強も必要ですし、どんどん実績を積まなくては力がつきません。たまに嫌なクライアントにあたるかもしれません。
それでも私はwebライターの仕事を始めてよかったと思っています。何よりも人間関係のストレスがないというのは、HSPの私にとって大きなメリットだからです。
お仕事をしている人にとって、いきなり転職するのは躊躇しますよね。まずは副業から始めてみるのはいかがでしょうか。
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